【ATSUKI NAKAMURA】
@4tsuk1 (シャツ職人)
@mizutanishinya (柿渋職人)
8/10,8/11 ,8/12(銀座)
8/10 12:00から(ONLINE)
中村君を銀座に呼んで、ビスポークオーダー会&柿渋ブルゾン受注会。
※銀座イベントが終わり次第、南船場でもサンプルを見ていただけます。
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Experiment.01
Fabric : Ramie 100% (大八木株式会社)一宮市
Staining : 柿渋染・暮染(株式会社おおまえ)東近江
Size S-M. M-L
Price :83,000+tax
■S-M
肩幅 58cm
着丈 64cm
裄丈 84cm
手首周り 26cm
胸周り 128cm
ウエスト周り 120cm
裾周り 120cm
■M-L
肩幅 61cm
着丈 66cm
裄丈 86cm
手首周り 28cm
胸周り 136cm
ウエスト周り 128cm
裾周り 128cm
※染色前の数字となります。
染色後約-2cm程の縮みが想定されます。
Delivery 2ヶ月から3ヶ月前後
お支払い方法
前金30%.50%.全額をお選び頂きます。
納品後残金をお支払い頂きます。
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『実験01』
まず今回ベースとなるモデルは、以前MASHで購入したUS NAVY?らしい得体の知れないフライトジャケットをモデルに選びました。
そのジャケットは、通常のミリタリーとは異なりバランスがチグハグ。
身幅が必要以上に大きく着丈は妙に短い、US ミリタリーでは見た事がない不思議なシルエットが特徴。
もしかしたら元々のバランスを切って短くしたのかも。
幾ら調べても、情報が出てこない。
このアンバランスUS NAVYを中村君にパターンを綺麗に整理してもらい、曲線を多様した立体的な造形で制作して頂きました。
特に襟のバランスに注力してもらい、大きめの衿先が前見頃に綺麗に着地する様考えてくれました。
古びたA-2ジャケットの様にラフに着れる事を想定して、釜底を下げてアームホールもゆったりとした作りになります。
これが経年変化する事により、柿渋の表情が色濃くヤレたスエードレザーの様な表情を楽しんで貰えたら嬉しいです。
◾️柿渋染め
柿渋染めは化学染料のない遠い昔、千年以上も前から用いられてきた染価技術。生地を強くし、水をはじく特徴を持っています。
生地で染める場合は浸染させて絞り、糸染めや製品を染める場合は手染めをして絞ります。柿渋の液を浸透きせたそれらを天日にて日光浴させることで発色させ褐色を得ることが可能となります。
素材や季節、天候によって発色する色も微妙に変わり、染めムラや黒ずみがありますが、それも含めてさまざまな表情を持つ仕上がりを得られることも柿渋染の魅力です。
◾️暮れ染め
黄昏時の空のような色から名付けられた暮染めという技法もまた、柿渋染めと共に古来より用いられてきた楽価技術のひとつです。
柿渋染めで下染めしたものをクレと呼ばれる鉄分を有する水で媒
楽処理を施す暮染めは、柿渋の効果と効能はそのままに褐色から黒く変化させてより多くの色表現を可能にし、強度を増して色が褪せにくくなります。
そして、使い込んでいくうちに柿渋の赤みがじんわりと姿をあらわすこともまた暮染めのならではです。
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また今度柿渋染めと暮れ染めを使った新しい展開を楽しみにしていて下さい。
#kakishibu
#kakishibudye
#柿渋染め
#暮れ染め