本来自分の友人や自分の為にこういう物が欲しいという欲求の為に作り始めた事が全ての始まり。
新しい物が生まれる時は特に、純粋で自然なキッカケにより面白く新しい何かが生まれるはず。
19世紀のアンティークリネンをで作った洋服をマスキングテープを1本1本施し、特製のイ藍の染料を何層にも塗り重ねいていく。
一人の人間が、1点1点作るには大変な時間と労力を要する。
手造りだからこそ、そこに温もりがあり優しい洋服が生まれているのだろう。
この洋服は、着込む程に独特な色味や生地の表情が生まれる。
着る度に新しい愛着が湧き、自分にとって特別な1着になります。
もし同じ物を3着欲しいと言う気持ちが生まれても、自分は全くおかしく思いません。
その3着は、全て違う顔を見せるから。
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Sumi Dye border
Normal Size 58,000円+tax
墨染めは松煙墨をベースとした液につけて定着させております。墨ボーダーもボーダーの下は胡粉を混ぜたジェッソを下地に引いて、上の黒の部分は松煙墨と胡粉を混ぜたものになります。染める前に先にボーダーを作ってその後4回ほど染めております。
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Basque Shirts
Indigo border
Normal Size 58,000円+tax
Big Size 66,000円+tax
(受注商品)
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表生地…19th century antique linen sheets
裏生地…100% Cotton high count 100/2 broad
※裏地は綿シルクのローン生地など、その時その時でアソートでつけています。
インディゴボーダーに関して...
収穫した藍の葉を槽の中に入れ、水を張って炎天下の中で十分に発酵させ、消石灰を加えて攪拌し、空気を含むことで藍色成分(=インジゴ)を抽出する。
数日後、槽の下に沈殿した藍の顔料を取り出す。(=泥藍)
取り出した泥藍に、日本画の伝統的な材料「胡粉」(=貝殻を砕いた粉)と膠などを混ぜ合わせた藍の絵の具を作る。
絵画のキャンバスのようにヴィンテージ生地にボーダー状にジェッソを塗り、上から先程の藍を何重にも塗り重ねていく。
その為、着用時はボーダー箇所が硬いですが、使い込む程にクラックの様なヤレた表情になります。
Basque Shirts
Silk Needle Punch
Normal Size 58,000円+tax
Big Size 66,000円+tax
(受注商品)
シルクボーダーに関して…
蚕の繭から作られるシルク繊維(=真綿(まわた))をスライバー状にして、ヴィンテージリネンの上にボーダー状に何層も重ね、針先を改造したミシンでパンチング(=ニードルパンチ)していく。
ネックや袖丈、着丈はお好みでカットして頂き、お好みのサイズに変更頂けます。
1点1点この作家が、気持ちを込めて制作していますので、あまり多くのオーダーを受け付けできません。
こちらの商品は、Normal SizeとBig Sizeの2つのサイズにて展開しております。