物作りにおいても、人と同じで十人十色の個性が全てのブランドにある。
興味がない人にはよく解らない事だと思いますが、白シャツであっても、
全て作り手の癖や好きなデザインを注ぎ込んでいく。
結局、服は作り手を表す鏡の様な感覚。
直接服を見た上で、買い手がその服を好きか嫌いかは、もちろん体型に合っているという事も大事だけれども、その作り手の人柄や雰囲気を好む傾向にある。
初見で、石川県までAZUREA SALVIAの千葉氏に会いに伺った時、昔の尖りまくった雰囲気からだいぶ柔らかく優しい雰囲気になった。
ただそれは、表面上の感覚であって、残念ながら内面はバリバリに尖っていました。
両方本来の真実の姿で、不器用な性格で几帳面、謙虚で自我が強い。
思いやりがあり意地悪。
その性格が、AZUREA SALVIAに全て備わっています。
だからこそ、自分が千葉氏のブランドを知る前から東京や大阪などに熱烈なファンが多くいたのだと思います。
ちなみに彼の希望は、有名になったり・お金持ちになったりを全く希望しておらず、全国で50名ほどの顧客の為に、全力でその人らの為に洋服を作る事を生き甲斐としています。