advent "2024A/W Order Fair"
6/19-6/23 (南船場)
22(土)23日(日)デザイナー在廊
6/26-6/30 (銀座)
29(土)30日(日)デザイナー在廊
私たちは、冒険者( エクスプローラー) だ。今日はポケットにカメラと小さなノートとペンだけで良いかもしれない。
あのアンディーウォーホールも、カメラ片手に、はにかんでいた。
私もエクスプローラーだが、写真を撮られることは大嫌いだ。
どんな顔して良いかわからないし、何より撮られるまでの間が無理。だから、僕は風景を撮ったり、出張先での街並みを、時間を、撮る。
advent という小さなメーカーを初めて早3年が経とうとしているが、ものづくりという旅をしてきたと思っている。
その旅は、険しくもあるのだが途中で振り返ってみる。
今季は旅に意識に置いたので、お洋服との付き合いの旅なんてありではないかしら。
旅人の私は、時々後ろを振り返り、笑い、現在地を知り、地図になき行き先を求め旅をしている。
趣や、奥行きの出し方って私は
” 背景にある物事の時間経過と、余計な無駄”
だと思っているのだけど、あくまで最近流行りの押し付けがましくありませんよ感や、何人も受け入れる優しさ真っ向から否定しに行ってて、やはりこの背景さんたちとものづくり、思い出づくりできるのはメーカーとして財産である。
愛する情熱のクラブキットのブレザー、ずっとやりたかったリバー縫製、ライリーカラーのシャツにサイドアジャスターと2インタックのスラックス。
今季はリゾート映えするイタリアンデニム、ピスポークのシャツ職人のお手をお借りしたシャツで
” 背負って爆発しかけてまた自分で自分を追い込み、優しさの欠片もない、サイコパスみたいな品番”を。
改めて、メンズウェアに必要っぽい蘊蓄みたいなものは、持ち合わせてないし頭のいい売り文句もない。
そんな旅路で、行商人が海外から持ってきた生地を見せてくれ、地に根付く機織りたちは、世にも珍しいヤクウールを見せてくれた。それを持ち帰り思い出を形にしてみると巡った四季や地の風景、人の暖かさ、踏みしめた靴の後から感じられる気がしている。
着る方の旅路は、シワとなり起毛となり、小慣れた退色となり、きっとその人にしかないものになるのだろう。
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