
L’EVER Exhbition
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【L’EVER Exhibition 】
@l_ever__
2/ 1-2/2 (銀座)
@lister_ginza
2/ 8-2/9 (船場)
@lister_minami_semba
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L’EVERの始まりは、一人のお客様の紹介によって始まりました。
彼は、斗谷シューズクリームに興味があり初めてご来店頂きました。
色々な話をさせて頂いたのですが、洋服も含め幅広い知識をお持ちの方で、その節は大変学ばせて頂きました。
帰り際最後の質問をしたのですが、『ウチの店に必要なブランドを何かご存知ですか?』
その時挙げてもらったブランドが『 L’EVER 』でした。
自分もL’EVERは、以前より少し存在は知っていました。
しかしより強く興味を抱かせて頂いた言葉が、彼の言う『自分も1900年台のタイポグラフィーやグラフィックデザインは詳しいのですが、彼女は自分よりも更に詳しい。』
“タイポグラフィーの魅力は、制約の中で内在する法則の美しさと多面性に存在する。”
それらを踏まえて彼女のデザインを改めて見れば、定番(コーチジャケット・ベーシックシャツ)というデザイン制約の中で、20世紀を象徴する洗練された配色や素材使い、またデザイン細部の細やかなシルエット造形が美しい、女性ならではのきめ細やかな配慮が見受けられる。
複数の規則的バランスが融合して、L’EVERらしい完璧な調和が生まれる。
彼の言葉によって、全てが腑に落ちどうしても気になるブランドになり早速コンタクトを取りました。
L’EVERのインスピレーションの詳細な情報は、インスタのThreads (L’EVER_Atelier)に細かく記載していますので是非見て下さい。
no / shirt 01
color / white
material / cotton 100% voil gaberdine
size / 1, 2
※女性・男性共に着用頂けるサイジングとなります。
price / ¥55,000 - (tax in)
About ready made no.shirt01 / white.
01の元ネタは、1900s初頭フランスの随所手縫いで緻密に仕立てられた、メンズのドレスシャツですが、古いドレスシャツ特有の胸当てやタック、緻密なギャザーといったディテールが一切ナシの全前開きで、たっぷりとしたサイズ感の1着でした。
それを見つけた時の印象は「これだけ妙にしっくりくる」という不思議な愛着感から、長い間お気に入りとしていました。
そのシャツに80年代後半~90年代のストリートの要素を感じ共通点を発見したり、同じ時代に活躍したファッション写真家たちによって撮影された、White shirtのルックに異常にグッときたりと、忘れていた「好き」と自覚していなかった「好き」が線で繋がり、そのシャツが好きな理由がわかったのは、何年も経ったL'EVERを初めた後の事でした。
自分が10代の頃に感じた空気のような漠然としたイメージと、今までの自分の全部を合わせる事で、性別や年齢やスタイルにも関係なく、着る人によって様々な印象に変化できるような"何系でもない1着"として提案できたらいいなぁと思っています。
no / shirt 05
color / magenta
material / wool 100% gaberdine
size / 1, 2
※女性・男性共に着用頂けるサイジングとなります。
price / *55,000- (tax in)
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About ready made shirts05
お世話になっているある方から 50sのアメリカのシャツをモダンな感じで作れない?と依頼されたのがshirt05のきっかけでした。
そんなシャツあったら私も着たい!と思いつつ、最終的なイメージが湧いて取り掛かるまでに丸1年...。
というのも古着の元ネタそのものへの苦手意識があり、個人的に感じる独特の男臭さというかアメカジ色が強すぎて、古着としてのループカラーは着て来なかったので、まずは古着のそれを普段着たりしながらパターンやディテールを観察しつつL’EVERらしくモダンに仕上げる落とし所みたいなのをずっと模索していました。
そしてある日、私が小学生の頃、叔父がやってたブランドの服の中で、白地にトリコロールのマリン柄の半袖ループカラーシャツがあって、共生地の巾着に入って売られていたのをふと思い出しました。
今思えば、フランスっぽい雰囲気、型は80年代っぽいようなたっぷり感、高級感もあって、なんか良かったなあと。
柄は横に置いて、そのイメージで自分が着たい生地で作ってみよう!とようやく思い立ち、数日後に誕生したシヤツがno.05でした。
no / reversible coach jacket
material, color /
side A : silk100% satin black side B: wool100% jersey black
※女性・男性共に着用頂けるサイジングとなります。
様々な生地番地から自由な組み合わせで、オリジナルのコーチジャケットを制作致します。
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A面のシルクサテンにフォーカスした着画。
マットな光沢と肌に纏わりつくようなしなやかな質感。
B面は、同じテンションのウール天竺との合わせにより程よく重たさが加わり、シルクサテンの良さが際立つ。