
ANTOS.2025 A/W Interview with Antos
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“2025 A/W Order event”
・3/15.16 (OSAKA)
@lister_minami_semba
大阪市中央区南船場3丁目2-6 農林会館208
・3/22.23 (TOKYO)
@lister_ginza
東京都中央区銀座1-9-8奥野ビルB1
※3/22デザイナー在店。
ANTOSデザイナーのRafal Antos アントス・ラファウにインタビューをさせていただきました。
今シーズンはもちろん、プロダクトへの向き合い方や、彼の進んできた道などブランドをもっと知っていただくための一つになればと思います。
普段展示会などでおおらかに私を迎え入れてくれ、営業の酒井さんと話しているAntosは日本語混じりに冗談を交わし和気藹々と話をしてくれる。
しかし、プロダクトの説明になると一気に表情が変わりデザイナーというよりも
「一人の職人」
机の上でただサンプルの生地を眺めて選ぶようなことはなく、現地に赴き、職人と対話し、その生地でANTOSとして何ができるか。
いつも展示会などで製品を見るたびに生地とプロダクトの結びつきの強さを感じる。
さまざまな国でのクリエーションの後にこの日本を選んで制作活動をするANTOSの製品への絶対的な自信を、このオーダー会で一緒に感じていただけたらと思います。
質問
1.改めて簡単な経歴を教えてください。
オランダ / ポーランド出身長年に渡り「GIORGIO ARMANI」コレクションを手がけ「GAP EUROPE」創立メンバーとしてメンズ部門のディレクターに就任。その後、アメリカ・中国などで他方に渡り活躍し日本で「ANTOS.」をスタート。
2.ファッションに興味を持ったきっかけは
私が幼い頃のポーランドではファッションそのものを知る方法が物理的に程んどありませんでした。
1ヶ月に1回テレビで世界で流行っている事を紹介する番組があり、たまたまそこで紹介されたジャン=ポール・ゴルチェのファッションショーを見て、「自分の仕事はこれだ!」と直感的に感じたのがきっかけ。
3.影響を受けた人物や作品はありますか?その中でファッションに興味を持ったきっかけは?
ベルギーから生まれた6人衆「アントワープ6」アンドゥムルメステール/ダーク・ビッケンバーグ/ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク/ダーク・ヴァン・セーヌ/ドリス・ヴァン・ノッテン/マリナ・イー/マルタン・マルジェラの合同展を18歳の時に見て、この仕事を自分はしないといけないと確信に変わった。
5.さまざまな国での経験の中で日本でクリエイションを始めたきっかけ。
日本のクオリティーは世界で1番だと思っているから
6.シーズンに対してテーマを設けない理由
その時その時に感じるイメージや直感を大切にしているので今はテーマを設けていません。
7.洋服を作る上で大切にしていること。
コンフォート、着心地や快適さの追求。
8.今シーズンのコレクションの特徴は
ビンテージワークウェアからインスピレーションを得て、ANTOS.によってエレガントに落とし込まれた世界が今シーズンの特徴。